梅雨時期のヘアケアについて
梅雨の髪が“言うことを聞かない”理由 今日からできる梅雨時期ヘアケアの正解
毎年のこととはいえ、梅雨に入ると一気に増えるお悩みがあります。
- 朝ブローしても家を出た瞬間うねる
- 表面だけポワポワする・アホ毛が立つ
- 広がるのに、ペタッとして見える
- 前髪だけ浮いたり割れたりする
「私はくせ毛だから仕方ない…」と諦めてしまう方も多いですが、
梅雨時期の髪トラブルは、髪質だけではなく“水分コントロール”の問題です。
今回は、梅雨の時期に起こりやすい髪の変化と、
今日から取り入れられるヘアケア・スタイリングのポイントをまとめてお伝えします。
1. なぜ梅雨になると髪がまとまらなくなるのか
一番の原因は、湿度の急上昇です。
空気中の水分量が増えることで、髪の中の水分バランスが一気に乱れます。
特に影響を受けるのが、こんな髪です。
- カラー・パーマ・アイロンなどでダメージがある髪
- もともとくせ・うねりのある髪
- エイジングによって乾燥しやすくなっている髪
髪の内部がスカスカしていたり、キューティクルが乱れていると、
そこから余分な水分を吸い込みやすくなり、
- 「うねり・広がり」が出る
- 表面だけポワポワする
- ペタッとするのに、毛先は広がる
といった“アンバランスな状態”になりやすくなります。
つまり梅雨のヘアケアは、
「湿気とどう戦うか」ではなく、「髪が湿気に振り回されない状態をつくる」ことがポイントです。
2. 梅雨時期に見直したいシャンプー&トリートメント
まずは、毎日のベースケアから整理しましょう。
◆ シャンプー:洗いすぎない・こすりすぎない
湿気でベタつきが気になると、さっぱり系シャンプーを選びがちですが、
洗浄力が強すぎると、かえって髪が乾燥しやすくなり、
湿気を余分に吸い込む“スポンジ状態”をつくってしまいます。
- 泡立ちの良さだけで選ばない
- 爪を立てず、指の腹で優しくマッサージするように洗う
- 1日に何度もシャンプーしない(汗を流すだけなら、お湯洗い+トリートメントでもOK)
頭皮はさっぱり、髪はしっとり、というバランスを意識してください。
◆ トリートメント:重すぎず、保湿はしっかり
梅雨時期のトリートメントは、
「油分でベタベタにする」のではなく、「必要な水分・油分をきちんと入れて、髪の中を安定させる」イメージです。
- 中間〜毛先を中心に、地肌にはつけない
- くせ・広がりが気になる部分は、少ししっかりめに揉み込む
- 可能であれば、週1回は“集中ケア用マスク”を取り入れる
髪の内部が満たされているほど、湿気による“暴れ方”は落ち着きます。
3. ドライヤーの使い方で、梅雨の仕上がりが変わる
梅雨時期は特に、「乾かし方」が仕上がりを大きく左右します。
◆ 基本は「すぐ乾かす」「根元から乾かす」
- 濡れたまま放置しない(半乾きは一番広がりやすい状態)
- まずは根元から。根元が潰れると、全体が広がって見えます
- 前髪・顔まわりは、くせが出る前に最優先で乾かす
「後で乾かそう」は、梅雨の時期だけは封印しておきましょう。
◆ 仕上げは“上から下へ・風をなでるように”
- 最後の1〜2分は、ドライヤーの風を上から下に向けて当てる
- 手ぐしやブラシで、毛流れに沿ってなでるように整える
- 仕上げに冷風をあて、キューティクルを締める
これだけでも、表面のツヤ・おさまりがかなり変わります。
4. 梅雨の朝に使うスタイリング剤の選び方
「オイルをたくさんつければ広がらない」と思っていませんか?
- オイルのみ → 表面は落ち着くが、中は乾燥したまま
- さらさら系スプレーのみ → 一見ツヤは出るが、湿気を吸えばすぐ崩れる
梅雨時期は、「水分+油分+ホールド力」のバランスが重要です。
◆ おすすめの考え方
- ミルク or クリーム系で“水分と柔らかさ”を与える
- その上から、少量のオイルで“ツヤと保護”をプラス
- 仕上げに軽いスプレーで“湿気バリア”をつくる
特に、前髪・顔まわり・表面のポワポワ毛には、
ほんの少しクリームやバームを指先になじませてから、
「つまむ・なでる」程度の量で抑えてあげると効果的です。
5. 梅雨をラクにするための「サロンケア」という選択肢
ホームケアだけでは限界を感じる場合、サロンでのメニューも検討する価値があります。
◆ 縮毛矯正・酸性ストレート
- 強いくせ・うねりが気になる方
- 毎朝のアイロン時間を減らしたい方
には、ストレートメニューが大きな助けになります。
最近は、酸性ストレートや“柔らかい矯正”など、
「不自然に真っ直ぐすぎない」デザインも増えています。
◆ 髪質改善トリートメント・ヘッドスパ
- くせよりも、広がり・パサつき・ツヤのなさが気になる
- 年齢とともに髪が扱いにくくなってきた
という方には、
髪内部の補修+頭皮ケアを組み合わせたメニューがおすすめです。
どのメニューが合っているかは、
「くせの強さ」だけでなく「ダメージ」「ライフスタイル」「なりたいイメージ」によって変わります。
一度プロに「梅雨に一番ストレスを感じるポイント」を相談してみてください。
6. 梅雨時期の「やらない方がいいこと」
最後に、梅雨の時期だからこそ避けたいNG習慣をまとめます。
- 濡れたまま寝る
- 朝、ぬらさずにそのままアイロンで押さえる
- 高温(180〜200℃)で毎日しっかりプレスする
- ベタベタになるほどオイルをつけてごまかす
- 帽子やヘアゴムで“とりあえず隠す”だけにする
これらは一時的に落ち着いたように見えても、
長期的にはダメージを進行させ、梅雨の悩みをさらに増やす原因になります。
7. まとめ:梅雨のヘアケアは「湿気と戦う」のではなく「湿気に勝てる土台をつくる」
梅雨時期のヘアケアで大切なのは、
- 髪の内部を整え、余分な水分を吸い込みにくくする
- 乾かし方とスタイリングで、湿気に負けない“形”をつくる
- 必要に応じて、サロンケアを組み合わせてストレスそのものを減らす
という “土台づくりと設計” です。
「梅雨だから仕方ない」と諦めるのではなく、
今年こそは、少し視点を変えてヘアケアを見直してみてください。
- どこから整えればいいか分からない
- 自分の髪質に合う梅雨対策を具体的に知りたい
という場合は、一度プロに“梅雨専用カウンセリング”を受けてみるのもおすすめです。
正しいケアと少しの工夫で、
梅雨でも「髪のストレスが少ない毎日」は、必ずつくれます。











